炙甘草(しゃかんぞう)

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生薬名

炙甘草(しゃかんぞう)

生薬ラテン名・学名

Glycyrrhizae Radix Praeparata

生薬英語名

Prepared Glycyrrhiza

基原

炙甘草(しゃかんぞう)は、カンゾウを煎ったもの

炙甘草(しゃかんぞう)の作用・効能効果

益気生津、緩急止痛、清熱解毒、調和薬性

五味・五性・帰経の分類

生薬には「寒・涼・平・熱・温」の5つの五性、「酸」・「苦」・「鹹」・「辛」・「甘」という5種類の薬味、生薬が身体のどの部分に作用するのかを示す帰経があります。

薬味

薬性

帰経(臓腑弁証)

十二経

産地

中国東北部から,中央アジアおよび南ヨーロッパの乾燥地に分布

中薬の分類

中医学に基づく方剤の分類です。中医学で使用する薬を中薬と呼びます。

中薬大分類

補益薬

補益薬(ほえきやく)は気血陰陽を補益して虚証を改善する薬です。補益薬、補養薬、補薬の総称のこと。

中薬中分類

補気薬

補気薬(ほきやく)とは、益気薬とも呼ばれ気虚を改善する薬のことです。

炙甘草(しゃかんぞう)が含まれる漢方薬

  1. 炙甘草湯
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この記事を書いた人

KAMPO楓堂 代表

国際中医師・国際中医薬膳師
温活指導士・温活薬膳料理士
登録販売者

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