蕁麻疹(じんましん)と漢方治療|蕁麻疹体質の改善方法とおすすめの漢方薬

蕁麻疹(じんましん)と漢方治療|蕁麻疹体質の改善方法とおすすめの漢方薬

首や顔回りなどチクチクとして痒みが止まらない。

「これって蕁麻疹?」一度、蕁麻疹の症状が出るとしばらく続いて仕事に集中できず、気になりますよね。

この記事では

「蕁麻疹の原因と特徴」
「蕁麻疹の種類」
「蕁麻疹におすすめの漢方薬」

について詳しく解説をしていきます。

大人だけでなく赤ちゃんや子供にも起こる蕁麻疹についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

蕁麻疹の原因と症状

蕁麻疹の原因と症状

「蕁麻疹って、ずっと治らないの?」と心配になりますよね。

蕁麻疹は皮膚が赤くなり少し膨らんだ状態から、しばらくすると元の状態に戻る皮膚の病気です。

この皮膚の赤みと腫れは数分から数時間の間で治まるのが一般的です。

症状がひどいものだと1日中続くこともあります。

蕁麻疹の原因となるものは非常に多く、このようなものがあります。

食べ物が原因

食べ物が原因となって蕁麻疹となる可能性があります。

  1. 卵や乳製品:牛乳、チーズ、鶏卵など
  2. 魚介類:サバ、エビ、カニ、マグロなど
  3. 肉類:豚肉、鶏肉など
  4. 添加物:人口色素など

精神的な原因

精神的なストレスや疲れが原因で蕁麻疹となる可能性もあります。

膠原病や血液の病気などの全身性の疾患や疲労やストレスなどがあります。

感染症が原因

感染症が原因となり蕁麻疹となる可能性があるものには、細菌やウイルスによるもの、カビや寄生虫によるものがあります。

急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹

急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹

蕁麻疹には比較的短時間で症状が改善する急性の蕁麻疹1ヶ月以上も続く慢性の蕁麻疹があります。

急性蕁麻疹

急性の蕁麻疹は発症してから数十分から数時間で改善するのが特徴です。

食べ物による蕁麻疹の場合、食事をしてから30分~1時間の間に発症し、皮膚に痒みを感じます。

また、細菌やウイルスによる蕁麻疹も触れてから比較的短時間で症状が表れる特徴があります。

慢性蕁麻疹

慢性の蕁麻疹の場合は1日以上もしくは数週間、症状が続く特徴があります。

蕁麻疹が慢性化すると症状が続くだけでなく、再発を繰り返します。

それ以上続く場合や全身の倦怠感、発熱がある場合などは他の病気の可能性も考えられるため検査することをおすすめします。

蕁麻疹の種類

蕁麻疹の種類

蕁麻疹の種類には急性蕁麻疹や慢性蕁麻疹の他にも次のようなものがあります。

  1. 日光蕁麻疹:紫外線に当たることが原因で外出時だけでなく部屋にいる時にも発症します。
  2. 物理的蕁麻疹:日光蕁麻疹を含めて温熱や寒冷、摩擦などが原因で発症する蕁麻疹です。
  3. コリン性蕁麻疹:汗をかくことで症状が出る蕁麻疹です。
  4. アレルギー性蕁麻疹:食べ物や医薬品、金属やゴムに触れた場合に発症します。

強い痒みを感じる場合には抗ヒスタミン薬を使用して症状を抑えます。

慢性化した場合は体質を改善するか原因物質を遮断することで蕁麻疹が発症しないよう対応します。

赤ちゃんや子供に起こる蕁麻疹

蕁麻疹のうち急性のものは赤ちゃんや子供に多くみられる特徴があります。

赤ちゃんや子供に起こる蕁麻疹の原因には、感染症によるものや食べ物、気道の炎症などが挙げられます。

蕁麻疹を発症すると部分的なものから全身の痒み、呼吸困難や嘔吐、下痢などの症状が出る場合があります。

全身性のアナフィラキシーショック症状のような重篤な症状もあるため、少しでも異変を感じたら病院で受診することをおすすめします。

蕁麻疹が起こりやすい場所とその特徴

蕁麻疹は腕や太ももの内側、手足の甲、体幹に起こりやすいです。

蕁麻疹が発症する場所は全身のあらゆるところで、お腹やおしり、首周りから頭皮と範囲など幅広く発症します。

痒くてかいてしまうと蕁麻疹の原因物質が広がってしまい、余計に痒くなることがあるので、できるだけ刺激を与えないよう心掛ける必要があります。

蕁麻疹と漢方の考え方

漢方では、風邪(ふうじゃ)が体内に入りこみ皮膚に発疹ができると考え、この風邪に対する処方が必要となります。

体内の水(水分代謝)の巡りが悪くなり湿(しつ)が生じている場合、利水効果のある漢方薬を中心に処方します。

また、体内の気が不足して皮膚のバリア機能が低下している場合や気が滞っていることも考えます。

ストレスや不安などの精神的な要因で蕁麻疹が起こる場合、気も血も滞っている「気滞血瘀」であると考えます。

蕁麻疹を予防するには?

蕁麻疹を予防するためには、原因となるアレルギー物質を避けることや体質、生活習慣を改善することで予防につながります。

食事をする場合は症状が出たことがある食材や刺激物を控えることも大切です。

また、不規則な生活習慣や睡眠不足によって身体に負担がかかっている場合もあります。

これまで症状が出ていない人でも生活習慣や環境の変化によって急に蕁麻疹を発症することがあります。

また、未病(病気とまではいかないけれど健康でない)の場合、体質を改善するには漢方や漢方薬が効果的です。

蕁麻疹におすすめの漢方薬5選

蕁麻疹におすすめの漢方薬には以下のようなものがあります。

蕁麻疹の原因や体質によって適している漢方薬が異なります。

どんな自覚症状があるのか、心当たりのある原因を専門家としっかり話し合うことが大切です。

茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

消風散(しょうふうさん)

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

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