牡蛎(ぼれい)

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生薬名

牡蛎(ぼれい)

生薬ラテン名・学名

Ostreae Testa

生薬英語名

Oyster Shell

基原

牡蛎(ぼれい)は、カキ Ostrea gigas Thunberg(Ostreidae)の貝殻

牡蛎(ぼれい)の作用・効能効果

鎮驚

五味・五性・帰経の分類

「酸」・「苦」・「鹹」・「辛」・「甘」という5種類の薬味、生薬には「寒・涼・平・熱・温」の5つの五性、生薬が身体のどの部分に作用するのかを示す帰経があります。

薬味

薬性

帰経(臓腑弁証)

肝・腎

産地

中薬の分類

中医学に基づく方剤の分類です。中医学で使用する薬を中薬と呼びます。

中薬大分類

安神薬

安神薬(あんしんやく)は、精神安定や鎮静の効能がある薬です。安神薬には実証に使用する重鎮安神薬と虚証に使用する養心安神薬があります。

中薬中分類

重鎮安神薬

重鎮安神薬(じゅうちんあんしんやく)とは、陽気の躍動による不眠や動悸、痙攣、煩燥などに適用する薬のことです。

牡蛎(ぼれい)が含まれる漢方薬

  1. 安中散
  2. 牡蠣散
  3. 牡蠣沢瀉散
  4. 牡蠣湯
  5. 桂枝加竜骨牡蠣湯
  6. 柴胡加竜骨牡蠣湯
  7. 柴胡桂枝乾姜湯
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この記事を書いた人

KAMPO楓堂 代表

国際中医師・国際中医薬膳師
温活指導士・温活薬膳料理士
登録販売者

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