訶子(かし)

生薬名

訶子(かし)

生薬ラテン名・学名

Chebulae Fructus

生薬英語名

Myrobalan Fruit

基原

訶子(かし)は、シクンシ科のミロバランの果実を乾燥したもの

訶子(かし)の作用・効能効果

渋腸止瀉、斂肺下気開音

五味・五性・帰経の分類

生薬には「寒・涼・平・熱・温」の5つの五性、「酸」・「苦」・「鹹」・「辛」・「甘」という5種類の薬味、生薬が身体のどの部分に作用するのかを示す帰経があります。

薬味

苦・酸・渋

薬性

帰経(臓腑弁証)

肺・大腸

産地

インド、ミャンマー、中国、タイ

中薬の分類

中医学に基づく方剤の分類です。中医学で使用する薬を中薬と呼びます。

中薬大分類

収渋薬

収渋薬(しゅうじゅうやく)は収斂薬や固渋薬とも呼ばれ、収斂固渋の効能がある薬です。

訶子(かし)が含まれる漢方薬

  1. 響声破笛丸

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