目次
生薬名
麦芽(ばくが)
生薬ラテン名・学名
Fructus Hordei Germinatusordei Germinatus
生薬英語名
Malt
基原
麦芽(ばくが)は、オオムギ Hordeum vulgare Linné(Gramineae)の成熟したえい果を発芽させて乾燥したもの
麦芽(ばくが)の作用・効能効果
健脾開胃・行気消食、舒肝、回乳
五味・五性・帰経の分類
「酸」・「苦」・「鹹」・「辛」・「甘」という5種類の薬味、生薬には「寒・涼・平・熱・温」の5つの五性、生薬が身体のどの部分に作用するのかを示す帰経があります。
薬味
甘
薬性
平
帰経(臓腑弁証)
脾・胃
産地
中国(雲南省、四川省)、日本など
中薬の分類
中医学に基づく方剤の分類です。中医学で使用する薬を中薬と呼びます。
中薬大分類
消導薬
消導薬(しょうどうやく)とは、消化薬や消食薬とも呼ばれ、脾胃を健運して飲食の積滞を改善する薬のことです。
麦芽(ばくが)が含まれる漢方薬
- 化食養脾湯
- 加味平胃散
- 半夏白朮天麻湯
- 平胃散
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