丁子(ちょうじ)

目次

生薬名

丁子(ちょうじ)

生薬ラテン名・学名

Caryophylli Flos

生薬英語名

Caryophylli Flos

基原

丁子(ちょうじ)は、チョウジ Syzygium aromaticum Merrill et Perry(Eugenia caryophyllata Thunberg)(Myrtaceae)のつぼみ

丁子(ちょうじ)の作用・効能効果

温中降逆、下気止痛、温腎助陽

五味・五性・帰経の分類

生薬には「寒・涼・平・熱・温」の5つの五性、「酸」・「苦」・「鹹」・「辛」・「甘」という5種類の薬味、生薬が身体のどの部分に作用するのかを示す帰経があります。

薬味

薬性

帰経(臓腑弁証)

肺・胃・脾・腎

産地

東アフリカ、インドネシアなど

中薬の分類

中医学に基づく方剤の分類です。中医学で使用する薬を中薬と呼びます。

中薬大分類

散寒薬

散寒薬(さんかんやく)は辛散温通して陰寒を消散し、心・脾・腎に入り止痛や回腸、温経、散寒などの効能をあらわす。

丁子(ちょうじ)が含まれる漢方薬

  1. 女神湯
  2. 丁香柿蔕湯
  3. 丁香呉茱萸湯
  4. 丁香茯苓湯
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

KAMPO楓堂 代表

国際中医師・国際中医薬膳師
温活指導士・温活薬膳料理士
登録販売者

コメント

コメントする

目次