風邪の引き始めは漢方で治す!症状別おすすめ処方と正しい飲み方

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風邪の引き始めは漢方で治す!症状別おすすめ処方と正しい飲み方

「風邪のひき始めには葛根湯」と言われますが症状や体質で選ぶべき薬は異なります。熱や喉の痛み鼻水などタイプ別の正しい選び方を知れば早く治せます。この記事では風邪に効く漢方薬の使い分けについて解説します。

目次

風邪の原因となる邪気と漢方のアプローチ

医学的に風邪はウイルスが上気道に感染して起こる炎症の総称ですが漢方医学においては自然界に存在する邪気が体内に侵入して引き起こされるものと考えます。風邪は文字通り風の邪気である風邪(ふうじゃ)が寒さや湿気などを引き連れて皮膚や口から入り込むことで発症します。漢方治療の原則はウイルスを殺すことではなく侵入した邪気を追い出し人間が本来持っている免疫力を高めることにあります。そのため風邪のタイプを大きく二つに分けて考えます。一つはゾクゾクとした寒気が先行する風寒(ふうかん)の風邪でもう一つは喉の痛みや熱っぽさが先行する風熱(ふうねつ)の風邪です。この初期段階での見極めが漢方薬の効果を最大限に引き出す鍵となります。

ひき始めの寒気がする風邪におすすめの漢方薬

風邪のひき始めで背中がゾクゾクし透明な鼻水が出て汗をかいていない状態は体が冷えている証拠です。この時期には体を温めて発汗を促すことで邪気を外へ追い出す漢方薬が選ばれます。

葛根湯で風邪の寒気を飛ばす

最も有名な葛根湯(かっこんとう)は風邪の初期で寒気があり首や肩がこわばっている時に最適です。体を温める作用が強く速やかに発汗させることで熱を下げウイルスの増殖を食い止めます。汗をかいていないタイミングで飲むのが鉄則であり既に汗をかいている場合や高熱が続いている場合には適していません。

麻黄湯で節々の痛みを伴う風邪を治す

葛根湯よりもさらに発汗作用が強く関節痛や高熱を伴うインフルエンザのような症状には麻黄湯(まおうとう)が用いられます。体力がある実証タイプの人に向いており強力に体を温めてウイルスと戦う力をサポートします。胃腸が弱い人や高齢者には負担が大きいため注意が必要です。

症状が進んだ風邪や鼻風邪に効く漢方

風邪が進行して症状が変化したり特定の症状が強く出たりする場合にはそれに合わせた漢方薬を選びます。

鼻水とくしゃみが出る風邪には小青竜湯

透明で水っぽい鼻水が止まらない時やクシャミが連発する時には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が効果的です。体内に溜まった余分な水分を温めて乾かす働きがあり鼻炎症状を強力に抑えます。眠くなる成分が入っていないため仕事中でも服用しやすいのが特徴です。

喉の痛みが強い風邪には銀翹散

喉が赤く腫れて痛みがあり熱っぽさを感じる風熱の風邪には銀翹散(ぎんぎょうさん)が適しています。葛根湯とは逆に体を冷まして炎症を鎮める作用があるため喉からくる風邪やインフルエンザの初期に使われます。冷たい飲み物で喉を潤したくなるような症状に合っています。

こじれた風邪には柴胡桂枝湯

風邪を引いてから数日が経ち寒気と吐き気が交互に来たり食欲が落ちてお腹が痛くなったりするこじれた状態には柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)がおすすめです。風邪の中期から後期にかけて用いられ胃腸の働きを整えながら残っている邪気を穏やかに取り除きます。

風邪薬としての漢方の効果的な飲み方

漢方薬の力を引き出すためには飲み方が重要です。特に葛根湯などの発散剤は熱いお湯に溶かしてフウフウと言いながら飲むのが理想的です。飲んだ後は温かくして布団に入りうっすらと汗をかくまで安静にすることで薬の効果が全身に行き渡り邪気が排出されます。逆に銀翹散などの冷ます薬は常温の水やぬるま湯で飲むのが良いでしょう。また胃に負担をかけないよう食前または食間の空腹時に服用することを心がけてください。

まとめ

風邪に対する漢方治療はひき始めのタイミングと症状の見極めが全てです。寒気がある時は葛根湯で温め喉が痛い時は銀翹散で冷ますなど自分の風邪のタイプに合わせて使い分けることが大切です。こじらせる前に適切な漢方薬を選びお湯で飲んで体を休めることでウイルスに負けない自然治癒力を引き出しましょう。

よくある質問

風邪と漢方についてよくある疑問や質問に専門家の視点からお答えします。

Q1. 葛根湯はいつまで飲んでいいですか

葛根湯は風邪のひき始めで汗をかいていない時期に効く薬です。数回服用して汗が出て熱が下がってきたら飲むのをやめてください。何日も飲み続けたり喉の痛みがメインの時期に飲んだりしても効果は期待できず逆に体を乾燥させる原因になります。

Q2. 妊娠中や授乳中に飲める漢方はありますか

漢方薬は比較的安全とされていますが妊娠中の服用は慎重に行う必要があります。特に麻黄を含む葛根湯などは避けたほうが良い場合があるため香蘇散(こうそさん)などの穏やかな薬が選ばれることが多いです。必ずかかりつけの医師に相談してから服用してください。

Q3. 元気が出る漢方はありますか

風邪が治りかけているのに微熱が続いたり倦怠感が抜けなかったりする時は補中益気湯(ほちゅうえっきとう)がおすすめです。胃腸の働きを高めて「気」を補うことで体力を回復させ風邪のぶり返しを防ぎます。

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