熊胆(ゆうたん)

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生薬名

熊胆(ゆうたん)

生薬ラテン名・学名

Fel Ursi

生薬英語名

Bear Bile

基原

熊胆(ゆうたん)は、クマ科のツキノワグマおよびヒグマもしくはその変種の胆汁を乾燥したもの

熊胆(ゆうたん)の作用・効能効果

清熱明目、清熱解毒・殺虫、清熱止痙

五味・五性・帰経の分類

「酸」・「苦」・「鹹」・「辛」・「甘」という5種類の薬味、生薬には「寒・涼・平・熱・温」の5つの五性、生薬が身体のどの部分に作用するのかを示す帰経があります。

薬味

薬性

帰経(臓腑弁証)

肝・胆・心・胃

産地

ロシア、中国、カナダ、ネパールなど

中薬の分類

中医学に基づく方剤の分類です。中医学で使用する薬を中薬と呼びます。

中薬大分類

清熱薬

清熱薬(せいねつやく)とは、主に裏熱を改善する薬のことです。

中薬中分類

清熱明目薬

清熱明目薬(せいねつめいもくやく)とは、目の腫れや角膜の混濁、目の充血や腫脹などの症状に用いる薬のことです。

熊胆(ゆうたん)が含まれる漢方薬

  1. 奇応丸
  2. 松井熊参丸
  3. 妙巧十一丸(反魂丹)
  4. 六神丸
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この記事を書いた人

KAMPO楓堂 代表

国際中医師・国際中医薬膳師
温活指導士・温活薬膳料理士
登録販売者

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