01効能・効果
体力中等度で、みぞおちがつかえた感じがあり、ときに悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便又は下痢の傾向のあるものの次の諸症:急・慢性胃腸炎、下痢・軟便、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症
02こんな時におすすめ
03医薬品の分類
第2類医薬品
04半夏瀉心湯とは
半夏瀉心湯は、胃腸が弱くてお腹がゴロゴロする、げっぷが出やすい、嘔吐や食欲不振があり消化不良や軟便、胸やけなどの症状が気になる時に使用する漢方薬です。
構成生薬
05注意点
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起きやすくなります)
次の人は服用しないでください。
生後3ヶ月未満の乳児
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)高齢者
(4)今までに薬などにより発疹、発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
(5)次の症状のある人
むくみ
(6)次の診断を受けた人
高血圧、心臓病、腎臓病
06用法・用量
1日2回朝夕の空腹時に、本品1包(1回分)を和紙袋入りのまま、水約300mlを加えて半量ぐらいまで煎じつめ、和紙袋とともに煎じかすを除き、次の量を服用してください。
年齢 | 1回量 |
大人(15歳以上) | 全量 |
7歳以上15歳未満 | 大人の2/3 |
4歳以上7歳未満 | 大人の1/2 |
2歳以上4歳未満 | 大人の1/3 |
2歳未満 | 大人の1/4 |
〈用法・用量に関連する注意〉
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1歳未満の乳児には、医師の診断を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
【保管及び取扱い上の注意】
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤飲の原因になったり品質が変わることがあります。)
07副作用
服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この袋を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
皮膚 | 発疹、発赤、かゆみ |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診察を受けてください。
症状の名称 | 症状 |
間質性肺炎 | 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする、息苦しくなる、空ぜき、発熱がみられ、これらが急にあらわれたり、持続する |
偽アルドステロン症、ミオパチー | 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる |
1ヶ月位(急性胃腸炎、二日酔い、げっぷ、胸やけに服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この袋を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
08料金
用量 | 料金 |
1杯分(1包) | 380円(税込み 418円) |
5日分(10包) | 3000円(税込み 3300円) |
※ご家庭用の耐熱ポットもご用意しています。